「甘酒」の知られざる効能とは?腸内環境を整え肥満抑制に効果的!?

こんにちは、ZOZOメガネです。

お正月の初詣の際など振る舞われるといったイメージの強い「甘酒」ですが、実は江戸時代には夏に冷やして飲まれていたそうです。

甘酒売りは夏の風物詩として街を売り歩いていたそうで、それゆえに俳句では夏の季語とされているようです。

古くからその健康パワーが認められ、愛され続ける日本の伝統的な飲み物である「甘酒」についてまとめます。

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目次 [非表示]

1 甘酒は健康に良い?その秘密がこちら!
2 甘酒ってお酒?アルコールは含まれる?甘酒の種類と特徴について。
3 女性は必見!?「甘酒」の効能とは?
4 まとめ
甘酒は健康に良い?その秘密がこちら!
甘酒は米麹と米、もしくは酒粕を原料としています。

酵素を多く含む米麹は天然の抗生物質と呼ばれ重宝され、免疫力向上や病気の予防効果に期待がもてます。美肌成分の一つであるコウジ酸も含み、シミやそばかすが出来るのを抑制します。 麹菌の発酵の作用で米のデンプンから生成される「オリゴ糖」にも腸内細菌を増やす作用があり、整腸効果が期待されます。

 

また、酒粕には血圧上昇を抑える働きが期待されます。食物繊維も多く含むことから便秘解消にも役立ちます。美肌効果の高いビタミンB群(B2やB6)も多く含みます。

 

このように、米麹や酒粕を原料として作られる甘酒は非常に栄養価が高く、多様な健康パワーを有する飲み物です。「飲む点滴」と呼ばれるのも納得がいきますね。

ちなみに米麹を作るのは日本だけのようで、甘酒は日本が海外に誇る固有の食品であり海外からは「ジャパニーズヨーグルト」として注目されているようです。

 

甘酒ってお酒?アルコールは含まれる?甘酒の種類と特徴について。
「酒」と呼ばれるということは「甘酒」はお酒なの?と疑問に思う方も多くいらっしゃるかと思います。

実は甘酒にも原料の違いで種類が分けられており、米麹から作られる「米麹甘酒」はアルコール0%ですが、酒粕から作られる「酒粕甘酒」には微量ながらアルコールが含まれます。

それぞれ原料が異なることで、多く含まれる成分から効能的な特徴にも違いがあります。

米麹甘酒には、肌荒れや肌のくすみなどに効果抜群なビオチンという成分を多く含むことから美容効果が高いとも言われています。

一方で、酒粕甘酒には、油を排出する「レジスタントプロテイン」という成分が多く含まれ、ダイエット効果が高いとされています。

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女性は必見!?「甘酒」の効能とは?
甘酒に多く含まれる成分で、美容効果について述べたところでも触れましたビタミンB群ですが、エネルギー代謝に働きかけ代謝を高めることで疲労感の解消に効果が期待できます。

補酵素として炭水化物、脂質、たんぱく質などの代謝に関わっており、代謝が低下しがちな冬場など、代謝を高め脂質燃焼に働きかけることで冬太り予防にもつながるかもしれません。

また少し触れましたが、酒粕に含まれる「レジスタントプロテイン」というのは、難消化性かつ不溶性のタンパク質をいいます。腸内をゆっくりと移動しながら長く留まりつつ、体内に溜まった余分なコレステロールや脂質などの油分を吸着して体外に排出する働きをします。

このような働きがあることから、健康面はもちろんですが、美容・ダイエットにおいても効果が期待されています。

 

まとめ
「甘酒」といえば冬というイメージが強かったのですが、実は季節を問わずオールシーズン活躍する優れものだったんですね。夏バテのときなど冷たくして飲んでも美味しいですし、また冬場には少し温めて飲んだり生姜やココアなどと混ぜて飲むなど、楽しみ方も様々あります。

日本の伝統的な超健康飲料の甘酒です。あまり親しみのなかった飲み物ですが、早速トライしてみようと思います。皆さんもぜひお飲みくださいね!